安いけど使えば使うほど愛着が湧く木軸ペン
突然ですが、木軸ペンっていいと思いませんか?
木が醸し出す気品あるデザイン。握ってみると感じられる木ならではの温もり。そして木であるため握っているうちに少しずつ自分に合った形へと変わっていき、使えば使うほど手に馴染んでいきます。木軸のペンはとても愛着が湧いてくる一品です。
しかし木軸ペンは高級なものが多く、シャーペンやボールペンでも云万円するものまであります。ですが、中には1000円ほどで購入できてデザイン良し使い心地も良しの木軸ペンもあります。今回は1000円ほどで購入できるリーズナブルな木軸ボールペン・シャーペンを紹介していきます。
ピュアモルト(三菱鉛筆)
ピュアモルトはウィスキー樽を軸に採用した木軸ペン。100年以上前に伐採されて、50年以上ウィスキー樽として使われて…そんな長年使われてきたウィスキー樽だからこその渋さが溢れています。木目の荒さが良いんですよね。木目の荒さ故に握ったときの木質感が強く、より木の温もりが感じられます。
軸の直径が12.6mmと10.9mmの二種類あるので、太いペンと細いペンのどっちが握りやすいか自分の手と相談して選んでみてください。重心はどちらかといえば上の方にあるため、ペンを寝かせた方が書きやすいですね。
ちなみにボールペンでは純正のリフィルが低粘度インクではないことがやや気になるところですが、改造することでジェットストリームやアクロインキのリフィルを搭載することができます。これでデザイン良し書き心地良しのボールペンになりますよ!
木軸ボールペン『ピュアモルト』を改造してアクロボールの替芯を入れてみた
また、本体価格が5000円(Amazonでは3000円ほど)の最上級モデル『ピュアモルト 加圧ボールペンリフィル搭載モデル』もあります。こちらは加圧ボールペンリフィルを搭載しており、改造せずとも滑らかな書き味。質感と書き安さを兼ね備えた最高のボールペンですよ!
→加圧式ピュアモルトをレビュー。高級感と書き心地を兼ね備えた最上級のボールペンです!
加圧式ピュアモルトをレビュー。高級感と書き心地を兼ね備えた最上級のボールペンです!
レグノ(パイロット)
レグノシリーズと言えばパイロットの木軸ペンブランドですが、今回紹介するレグノは2017年9月に発売された廉価版とも呼べるモデル。定番モデルはペンとしては高価で、シャーペン・ボールペンの価格は2500円(税別)ですが、新モデルのレグノはシャーペン・ボールペンとも1000円(税別)でかなりお手頃な価格となっています。
軸とグリップとの間につなぎ目が無いシンプルで可愛らしいデザインが魅力です。軸にはハードメイプルが使用されています。
やや太めな造りになっていますが見た目以上に軽く感じる重量。重心はペン先の方に寄っているため力を入れずとも書きやすくなっています。
レグノ ボールペンの個別のレビュー記事もありますので参考にどうぞ!
パイロットの木軸ペン『レグノ』1000円モデルを購入したのでレビュー
ジャストミート(パイロット)
ジャストミートという名前から「何だか野球っぽい」のですが、実際にこのジャストミートは野球のバットで使われている木材『アオタモ』が使われています。バットを作る際に発生する廃材を使用して作られているのです。
個人的な話になってきますが私は小中高と野球をやってきたのでアオタモという木に憧れが有りました。肌触りだけで「これはアオタモ!」と分かるものでもないのですが、同じく野球をやっていた友達や野球好きな人に対してちょっとした話のネタにしてきました。
ペン先の方がやや細く、ノックボタンの方にいくにつれて僅かながら太くなっていきます。ペンの重心は上の方にあるためペンを寝かせた方が書きやすいです。
より野球っぽいデザインとロゴの『ジャストミート』と、デザイン意識の『ジャストミート スマート』が発売されています。購入するなら見た目がカッコよく場所を選ばずに使いやすいジャストミート スマートをオススメします!
※写真の緑色は限定色のため現在販売されておりません。ご注意ください。
ジャストミート
ジャストミート スマート
最後に
団子