おすすめの高級ブランドボールペンをご紹介

木軸ボールペン『ピュアモルト』を改造してアクロボールの替芯を入れてみた

ピュアモルトにアクロインキのリフィルを入れよう!

三菱鉛筆のピュアモルト

ピュアモルトにジェットストリームのリフィルを入れられるという記事を書きましたが、なんとアクロボールに搭載されているアクロインキのリフィルもピュアモルトに入れることができます。

ピュアモルトを改造してジェットストリームのリフィルを入れる

ピュアモルトとは、本体にウイスキー樽を使用した木のぬくもり溢れるボールペンです。

素材には、ウイスキー樽を再利用したホワイトオークを採用
ボディには、ウイスキーの熟成樽に使用されたホワイトオークを再利用しています。100年素材とも称されるホワイトオークは、樹齢およそ100年程度の木がウイスキーの樽材として使用されます。
50〜70年で樽としての寿命を終え、熟成力がなくなった樽は分解されます。その曲がった板をまっすぐに戻したものが、ピュアモルトシリーズの材料となります。
長い年月を経た後に木板として新たに生まれ変わったホワイトオークは、ナチュラルであたたかみのある質感を持っています。
三菱鉛筆 油性ボールペン ピュアモルト 0.7 SS1025.70 ナチュラル

よく売られているプラスチッキーなボールペンよりも遥かにカッコいいデザインのピュアモルトですが、低粘度インクボールペンのジェットストリームの替芯を入れることによってスラスラ快適に書けるようになり、見た目も実用性も素晴らしいボールペンになります。

そんなピュアモルトですが、なんとPILOTの低粘度インクボールペン『アクロボール』の替芯が入ることを知ったので早速試してみました。

アクロボールとは

アクロボールとはPILOTから発売されている低粘度インクボールペンです。

低粘度インクボールペン…いわゆる滑らかボールペンで最も有名なのは三菱鉛筆のジェットストリームですが、アクロボールはなんとジェットストリームよりも滑らかと書き心地が滑らか「滑らかすぎて違和感があるからジェットストリームの方がいい」という人がいるくらいにアクロボールは滑らかなのです…!

しかし個人的には圧倒的な滑らかさのアクロボールがジェットストリームの方が好きなのです。ジェットストリームももちろんいいのですが、アクロボールが使えるのであればアクロボールのほうが良い…!

そんなわけでピュアモルトを更にスラスラ滑らかに書けるボールペンにするべく、今入れているジェットストリームの芯からアクロボールの芯に替えようというわけです!

ピュアモルトにアクロボールの替芯を入れる

今回用意した替芯はPILOTのBVRF-8F-Bという替芯。これはアクロボール三色タイプに使われている芯ですね。

サイズは全長が98.5mm、最大径が3.1mm。以前ピュアモルトに搭載したスタイルフィット用ジェットストリーム替芯の全長が98.6mmなので、長さは問題無さそうですね。最大径は調べても分からなかったのですが、おそらくこちらも問題ないのではないかと。

スタイルフィット用アクロボール替芯(上)とアクロボール替芯(下)を並べてみました。ぱっと見て太さはほぼ同じ。

そのままピュアモルトに搭載…と行きたいところですが、BVRF-8F-Bにはスプリング止めがないのでそのまま入れても使えません。スプリング止めとして布テープを巻きました。

替芯、スプリングの順で本体に入れていきます。布テープ製スプリング止めにちゃんとバネがかかっていますね。

口金を付けて完成!タイトルで「改造」と大げさな感じに書いていますが、あくまで芯を入れ替えるだけなので至って簡単です。

しかし本当に三菱鉛筆製のピュアモルトにPILOT製のアクロボール替芯が入ってしまいました。彼は今メーカーの壁を超えて私にとって超理想的なボールペンへと進化したのです!!

アクロインキ搭載ピュアモルトで実際に書いてみました。全く問題なくスラスラ滑らかに書けます!私の大好きなアクロボールの書き心地そのものです!字が下手なのは見逃してください!

同じ価格帯で購入可能な木軸ペン

2017年9月にパイロットより新型レグノが発売されました。

パイロットの木軸ペン『レグノ』1000円モデルを購入したのでレビュー

こちらは改造する必要なく最初からアクロインキを搭載、デザインはつなぎ目がなくシンプルで可愛らしいものとなっています。新しく購入する際は、渋さのあるピュアモルトとかわいいデザインのレグノを比較してみては如何でしょうか!

また同じ価格帯で購入可能な木軸ペンをまとめた記事も作成したので、こちらも是非参考にしてみてください!

1000円台で買えるリーズナブル木軸ペンまとめ

ピュアモルト最上級モデルについて

ピュアモルトには本体価格が5000円(Amazonでは3000円ほど)の『加圧ボールペンリフィル搭載モデル』という高級モデルもあります。アクロインキほどでは無いにしても、加圧ボールペンリフィルを搭載しており、改造せずとも滑らかな書き味。デザイン、質感、書き味、すべてが最上級の一本で、私がこれまで手にしてきたどのボールペンよりも素晴らしいと思っているほどです!
加圧式ピュアモルトをレビュー。高級感と書き心地を兼ね備えた最上級のボールペンです!

ピュアモルトカアスボールペンリフィル搭載モデル 加圧式ピュアモルトをレビュー。高級感と書き心地を兼ね備えた最上級のボールペンです!

まとめ

木の質感で見た目も触り心地も良いピュアモルトですが、改造することで滑らかな書き心地のボールペンに進化します。今回はアクロボールの替芯を搭載しましたが、ジェットストリームの替芯も入れることができます。

木製でカッコいいボールペン『ピュアモルト』にアクロボールやジェットストリームの替芯を入れて、デザインも書き心地も良い理想的なボールペンにしてみては如何でしょうか!