質感やデザインが美しい高級ボールペンは握っているだけでもうっとりしてきますが、しかし気になるのが書き味。
「見た目は最高なのに書き味が悪い!」という高級ボールペンは多数存在しています。特に海外ブランドのボールペンは、日本メーカー製のボールペンと比べてインクフローが悪く掠れやすいものが多いため、尚更書き味が気になってしまいます。
そこで役立つのが国産メーカーのリフィル。実は異なるブランドのボールペンでも同規格で交換可能なリフィルが存在するので、リフィルを付け替えるだけで書き味が滑らかなボールペンに生まれ変わります。
今回は滑らかな書き味で特に人気が高いジェットストリームのリフィルが使える高級ボールペンをまとめてみました!
- 高級ボールペンがほしいけど書き味が気になる
- ジェットストリームが好きだけど高級感のあるボールペンも使いたい
上記のような人に参考にして頂ければと思います1
ジェットストリームのリフィルが使えるおすすめの高級ボールペン
ギロシェ(ファーバーカステル)
ファーバーカステルは創業150年以上の歴史を持つ、ドイツの老舗ペンブランド。 ファーバーカステルの高級ラインは『伯爵コレクション』 と呼ばれ、「時代を超えても愛されるものを作りたい」という想いで完成させた名品揃い。
ギロシェとは、ヨーロッパの伝統的な装飾技術である波縞模様のこと。鱗のように美しく、肌触りは滑らかです。それでありながら握ると滑り止めの役割も果たしており、デザインと実用性を両立しています。
見た目は重厚感がありますが、軸が樹脂製なので握ると想像以上に軽く感じます。
クリップはバネ式で、スーツの胸ポケット等に挟んでも皺になりません。
ジェットストリームのリフィルはSXR-600が対応しています。特に0.7ミリのリフィルだとギロシェの口金の穴とサイズがぴったり合い、ペン先がブレることもありません!
ファーバーカステル伯爵コレクション『ギロシェ』ボールペンをレビュー 。優雅な模様と色が美しいモデルです!
MINNY(カンポマルツィオ)
カンポマルツィオのMINNYはカラフル且つコンパクトで、見た目がとにかく可愛いためインスタ映え待ったなしなボールペンです!
カンポマルツィオは1933年にイタリアのローマで創設した会社。日本ではあまり出回っていないため、MINNYボールペンを持っている人はかなりレアです。
かなり短いボールペンで、約10.5センチ程度。握ったときにペンの重心が感じづらいですが、特に握りにくいというわけではなく、ペンを寝かせるようにして握ると書きやすいです。
ジェットストリームのリフィル(SXR-200)を搭載することができます。ジェットストリームを搭載することでデザインが可愛く書き味も滑らかなボールペンになりますよ!
インスタ映え間違いなしの可愛さ!カンポマルツィオのMINNYボールペン
KAFER(ペン工房キリタ)
ペン工房キリタは東京の下町に工場を持つ、金属製高級ペンの老舗メーカーです。「ペン工房キリタ」のブランドで市場に出回ることは少ないですが、東京の下町で昭和22年から国内大手メーカーへのボールペンやシャープペンのOEM生産しています。
KAFERは真鍮製で、軸に肉厚なパイプを使っているため短い割にはかなり重量があります。ずっしりと重みを感じますが、手に馴染む重さです。
天金には他にも花や星座の柄入りのものや、購入時に画像データを送ればその画像を入れてもらうこともできます。つまりオリジナルデザインのペンにしてもらえるということですね!
ペン工房キリタではKAFERにジェットストリームのリフィルを搭載可能にするためのアタッチメントが販売されています。アタッチメントをつけることで、ジェットストリームのリフィル(SXR-200)を装着できます。
オリジナルデザインの高級ボールペンにジェットストリームの書き味で、デザインも書き味も大満足な一本になりますよ!
ソネット(パーカー)
パーカーは一世期以上の歴史を持つ、英国王室御用達の高級筆記具メーカー。その中でもソネットは、スタイリッシュ且つエレガントさが魅力の高級ボールペン。ビジネスシーンや普段使い両方の用途で人気のペンです。
パーカーならではの「矢羽クリップ」が格好いいんですよね!
軸は細めで男性女性とも使いやすいサイズ感。重量は重めで、握るとずっしりと重さを感じます。ツイスト式でペン尻側に重量が寄っているため、書く際はペンを寝かせて握ると書きやすいでしょう。
握っていて優雅な気分にさせてくれるボールペンですが、パーカー純正の油性ボールペンリフィルはかなり掠れやすく書き味が重いという欠点があります。だから同規格のジェットストリームリフィル(SXR-600)と交換することで快適な書き味になりますよ。
ジェットストリームのリフィルを搭載することで格好良さと書き味を兼ね備えたボールペンへと生まれ変わります。
パーカー『ソネット』の書き味を快適に。リフィルを交換してジェットストリームを搭載しよう!
スーベレーン(ペリカン)
ペリカンはドイツに起源を持つ、ペリカンの親子像でお馴染みのお馴染みの高級ペンメーカー。社名や商標にもなっているペリカンの親子像はヨーロッパでは母性愛の象徴とされています。
高級ボールペンとしては珍しくノック式ですが、忙しいときでもワンノックでカジュアルに使える実用的なモデルでもあります。
重厚感のある優雅なデザインで、軸はやや太め。それでありながら本体は樹脂製のため重量は16gととても軽いのが特徴。樹脂製ならではの確かな高級感があるボールペンです。
ジェットストリームのリフィルはSXR-600が対応しています。ペリカン純正のリフィルはかなり書き味が悪いのですが、ジェットストリームを搭載することで高級感も書き味も素晴らしいボールペンになりますよ。
※ただし口金の穴の直径とジェットストリームリフィルのチップ部分サイズが僅かに異なるため、書く際に若干ブレを感じるかもしれません。
ペリカン「スーベレーン」のボールペンを改造して、ジェットストリームのリフィルを入れよう!
LAMY 2000 L401(LAMY)
LAMYはドイツの老舗筆記具メーカー。デザインがとても魅力的なペンが多く、特にSafariシリーズは日本国内でも非常に人気のモデル。
今回ピックアップしているのはLAMYの「2000」というシリーズの4色ボールペンになりますが、つなぎ目が全く目立たず、また握りやすい曲線系がとても魅力のボールペンです。
LAMY2000 L401の最大の魅力は握りやすさだと思います。重さも形も絶妙で力まずゆったり自然にペンを握ることができ、書いていても全然疲れません。私も幾多のペンを握ってきましたが、その中でもトップクラスでしっくりと来る握り心地です。
また4色ボールペンの中でも非常にスタイリッシュなデザインになっています。振り子式の4色ボールペンでノックバーは一本のみ。ノック時のボールペンの向きで出てくる色が決まります。
LAMY純正のリフィルはどうしても書き味が悪いのですが、ジェットストリームのリフィル(SXR-200)を装着することができます。ただしSXR-200には緑色インクのリフィルが存在しないため、緑色のリフィルはPILOTのアクロインキを内蔵した BRFS-10Fをおすすめします。
※アクロインキもジェットストリーム同様に低粘度インクで書き味が滑らかなので、全色のリフィルをBRFS-10Fにするのもありだと思います。実際に私はアクロインキを入れて使っていますよ!
LAMY2000の4色ボールペン(L401)はアクロインキのリフィルを搭載することで最高に書きやすくなる!
書き味が気になる高級ボールペンも、ジェットストリームで滑らかな書き味に!
高級ボールペンは質感やデザインは素晴らしいのですが、日本メーカー製の滑らかな書き味のボールペンに慣れていると、どうしても掠れやインクフローの悪さが気になってしまいます。
しかし低粘度インク『ジェットストリーム』のリフィルが使える高級ボールペンも多く、リフィルを交換するだけで高級感と滑らかな書き味を兼ね備えた最高のボールペンへと生まれ変わります。
- 高級ボールペンがほしいけど書き味が気になる
- ジェットストリームが好きだけど高級感のあるボールペンを使いたい
上記のようなお悩みを抱えている人は、是非この記事で紹介したボールペンとジェットストリームのリフィルをセットで試して頂ければと思います!