おすすめの高級ブランドボールペンをご紹介

ペリカン「スーベレーン」のボールペンを改造して、ジェットストリームのリフィルを入れよう!

スーベレーンにジェットストリームのリフィルを入れよう

文房具メーカーで「ペリカン」といえば、誰もが真っ先に万年筆を思い浮かべるかもしれません。「万年筆といえばペリカンだ」という人がいるくらいにメジャーで、万年筆の王道とも呼べるブランドです。

そんな万年筆のイメージが強いペリカンですが、実はボールペンも作っています。

こちらはスーベレーンK400というボールペン。ペリカンの代名詞と呼べるシリーズ「スーベレーン」の名を冠したボールペンです。

ノック式のボールペンで、軸は樹脂製。万年筆同様に、縦縞模様の優雅なデザインが美しい一本です。

ペリカンのマーク

ペン尻のノック部分にはペリカンのロゴマークが描かれています。

見た目は重厚感に溢れており、ボールペンとしては割と大きめですが、しかし樹脂製のためかなり軽量。軽さ故に握り続けていても手が疲れにくいボールペンです。

デザインやペンを握った感覚などはいいのですが、しかしペリカンの油性ボールペンリフィルはお世辞にもインクの質が良いとは言えません。よく掠れて滑らかとは言えず、ボテ漏れもあります。

ボールペンたるものやはり書き味は大切…ということで、今回は書き味滑らかにするためにジェットストリームのリフィルをスーベレーンに搭載させようという内容です!

  • 「スーベレーンのボールペンの書き味を良くしたい!」
  • 「ジェットストリームが使える高級ボールペンがほしい!」

こんなことでお悩みの方に是非とも試して頂きたい内容となっておりますよ!

ボールペン「スーベレーン」の純正リフィルは書き味が悪い

ペリカン純正の油性ボールペンリフィルは書き出しで掠れる

前述のとおり、ペリカン純正の油性ボールペンの芯は書き味がよくありません。特に最初の書き出しで凄く掠れます。一日で最初の一筆は高確率で掠れてしまうのです。

で、掠れていたかと思えばいきなり濃くなったり。濃くなるだけならまだしもボテ漏れ(ペン先に溜まったインクがドバっと出てベチャッとつくあの現象)もあり、書いていて安定感がありません。正直残念なボールペンと言わざるを得ません。

スーベレーンにジェットストリームのパーカータイプ芯を入れよう!

スーベレーンのボールペンの書き味が残念すぎるので、書きやすいようにカスタマイズしていきましょう!

ジェットストリーム_パーカータイプ

というわけで使用するのがジェットストリームのパーカータイプ芯

パーカータイプ芯とは、その名のとおりイギリスの筆記具メーカー「パーカー」が採用している規格の替芯です。多くの海外ブランドで同規格の替芯を採用しているため互換性があります。

ジェットストリーム(左)とペリカン(右)の替芯を並べてみてもそっくりですよね。なんたって同規格ですからね!

つまり、芯をジェットストリームに入れ替えるだけで滑らかな書き味が手に入るのです。この記事のタイトルで改造とか大げさに書きましたが、本当に入れ替えるだけで済みます!

スーベレーンにジェットストリームを搭載

芯を変えるだけで滑らかな書き味に!

スーベレーンにジェットストリームのリフィルを入れるだけ

スーベレーンの替芯を純正のものからジェットストリームに交換するだけ。規格が同じなので特に手を加える必要もなく、そのまま芯が収まります。

見た目は当然変わらない

同じ規格の替芯を入れただけなので、見た目は当然変わりません。

滑らかな書き味に!

見た目は変わりませんが、ジェットストリームの滑らかな書き味がたったこれだけで手に入りました!

たったこれだけで掠れずに滑らかな書き味で、ボテ漏れの心配もなくなりました。これでスーベレーンの重厚感と握りやすさを感じながら快適に書くことを楽しむことができますよ!

若干気になる点も

これでスーベレーンが滑らかな書き味を手に入れたのですが、やや気になる点もあります。

ペン先が揺れる

今回使用したジェットストリームのパーカータイプ芯とペリカンの芯が同規格だとは言え、やはり製造メイカーが異なるため若干の誤差があります。

ジェットストリームのパーカータイプ芯とスーベレーンの場合、口金の穴よりもペン先の直径がやや小さいために、書く際に若干ペン先が揺れてカタカタと音が鳴ります。ごく僅かなので使用感が損なわれることはありませんし、恐らく気づかない人もいるのではないかと思います。

ペン先の直径を太くするためにセロハンテープやマスキングテープを一周巻いてみたのですが、それだと今度は太くなりすぎてペン先が穴に引っかかってしまいます。本当にごく僅かの誤差なのです。

ただ、そのことを加味してもペリカン純正の替芯よりジェットストリームの方がやはり書きやすいですね。芯をジェットストリームに交換した方が絶対にパフォーマンスが高まります!

最後に:ペリカン純正の替芯よりもジェットストリームの方がいいぞ!

スーベレーンにジェットストリームを搭載

というわけで、スーベレーンの替芯を純正のものからジェットストリームに変えただけで快適な書き味を実現できました。ペリカンのスーベレーンは高級ボールペンの中でも書き味はかなり残念な方だと思っていたのですが、これで高級感と実用性も兼ね備えたボールペンだと呼べるようになりましたね!

ちなみに今回はペン先が0.38ミリの替芯を使用。おかげで細かい線とか文字をしっかりと書けるようになりました。

若干気になる点もありましましたが、まあ仕方ないかと見逃せるほどのこと。それを加味しても滑らかな書き味になる方がパフォーマンスが高まりますから、断然ジェットストリームの替芯を入れたほうが良いと思いますね!

「スーベレーンのボールペンの書き味を良くしたい!」

「ジェットストリームが使える高級ボールペンがほしい!」

こんなことでお悩みの方は是非スーベレーンとジェットストリームのパーカータイプ芯の組み合わせを試してみてください。芯を変えるだけの簡単な改造で確実にパフォーマンスが上がり、快適な書き味が手に入りますよ!