岡山県倉敷市の美観地区に行ってきました。
倉敷がとても良い街だったので、皆さんも是非行きましょう!
ちなみにマステ狙いで行ったわけじゃないんですが、行くとついつい買ってしまうったいうね! pic.twitter.com/j3LpuJKxXB— 団子@文房具のブログ (@S_dango) 2018年9月22日
観光目的で行ったのですが、やはり好きなものは目に止まってしまうもので…。倉敷といえばマステで有名ですので美観地区にもマステのお店がいくつもあり、いくつか購入してしまいました。
倉敷でマステを買うなら「如竹堂」へ。お土産にもぴったりです!
しかし倉敷を観光していたところ、マステ以外にも素敵な文房具を発見してしまったのです。
ガラス工房aun
さてさて美観地区をぶらぶらしていたところ、あるお店を見つけました。特に意図していなかったのですが、たぶん巡り合わせなのかもしれません。
aunという、ガラス製のアクセサリーやペンを取り扱っているお店です。最初となりの服屋に入ったのですが、間仕切りの窓越しからガラスペンが見えて「おや?」と思い、ウキウキしながら入店。
「江田明裕」という職人が作成したオリジナル作品のガラスペンが多数並んでおり、見ているだけで気分が高まってきます。そしてその中で一目惚れしたガラスペンがあり、ついつい購入してしまいました。
表情を変えるガラスペン「月」
それがこちらの「月」というガラスペンです。
一見黄色い模様が入ったシンプルな形状のガラスペンですが…
暗めのところに置くと色が青になり、
明るいところに置くと黄色に変わります。
あるときはイエロームーン、あるときはブルームーン…そんなふうに表情を変えるガラスペンで、その芸術的な美しさに一目惚れして購入しました。
フューミングという技法で着色されている
この色はフューミングという技術で着色されているとのこと。
フューミングとは、ガラスを焼く際に純金や純銀を吹き付けてガラスの中に閉じ込めることで発色させる技法のようです。
「月」には純銀が使われており、ガラスの中に閉じ込められた純銀が光の角度などによって黄色や青色に見えているのです。
ペンを握るとペン尻側が黄色く見え、握り込んでいる部分は青っぽく見えます。紺色の夜空に明るく黄色い月が浮かび上がっている、そんなふうにも見える美しさです。
初めて購入したガラスペンは、本当に純粋なガラスといった感じでした。それでも十分美しかったのですが!
しかし今回購入した「月」は美しすぎます。職人の技術やこだわりを見た目から感じられるペンです。このデザインだけでも本当に買ってよかったと感じます。
ガラスペン「月」で書いてみた
ガラスペン特有のカリカリとした堅い感触で、しかしスラスラと書くことができます。
ペン先を少しずつ回しながら書くことで、それぞれの溝に入ったインクをバランスよく使うことができます。
インクを一度付けてノート1ページ分くらいは書けるので、集中して書けます。
見た目も美しいですが、書いていて楽しいペンです!
ガラス工房aunについて
住所:岡山県倉敷市本町1-30
電話番号:086-489-0988
定休日:木曜日
Webサイト:Eda Akihiro Glass Works | AUN
ガラスペンを購入時にペン先の太さを調整してくれる他、購入したペンのペン先が割れてしまった際には郵送さえすれば修理もしてくれるとのこと。作品が美しいだけでなく、サービスも充実しています!
倉敷に訪れた際には、是非ガラス工房aunも訪問してみてください。美しいガラスペンやガラス製のアクセサリーが、あなたを待っています。
※ちなみに店内は撮影禁止でしたので、直接あなたの目で作品を確かめてください!