オレンズネロのオーナーになりました
オレンズネロを入手!
2017年2月16日、ぺんてるが折れないシャーペン『オレンズ』の最高峰モデル『オレンズネロ』を発売しました。
ぺんてるは2月16日、ノック1回で芯が出続ける「自動芯出し機構」を搭載したシャープペンシル「オレンズネロ」を発売した。0.2・0.3の極細芯だが、パイプで芯を守りながら書くので芯が折れないという。価格は1本3,000円(税別)。
引用元:自動芯出し機構搭載、芯が折れないシャープペン「オレンズネロ」
通常のシャーペンが10部品程度で構成されているのですが、オレンズネロは28部品とかなり多くの部品で構成されています。またオレンズネロは月の生産本数が3000本で、よくあるプラスチック製シャーペンが月に数万本も生産されていることを考えるとかなり少ないです。部品数と生産数からしてプレミアムを感じられますが、価格も1本3000円とやっぱりプレミアム!
「これは買いに行くしかない!」と思ったのですが残念なことに仕事や用事で買いに行くことができず、初回生産分の入手は諦めていました。ところが出張先の姫路市の東急ハンズに在庫があったので即購入!
3240円でシャーペン買ってきました
オレンズネロですわ pic.twitter.com/TzbjYmEoNV— 団子 (@S_dango) 2017年2月22日
今回はオレンズネロのレビューを綴っていきます!
オレンズネロ レビュー
説明書と保証書付き!
なんとオレンズネロには説明書と保証書が付いています!いきなり他のシャーペンとの格の違いを見せつけていくスタイル!
ちなみに保証の有効期限は購入日から1年だそうです。万が一に備えてオレンズネロを購入した際のレシートを保存しておきましょう!
ボディ・デザイン
細身でマットブラックなボディ。12角形軸が採用されており、高級感というよりは重厚感があります。かっこいい…!
ボディの材質には樹脂と金属を混ぜ合わせた特殊なものを使っているそうですが、そのためかメタルボディのシャーペンにありがちな「寒い部屋に置いておくとひんやり…」といった感じはありません。
こんなところが洒落ている! pic.twitter.com/vdaPD6PpeP
— 団子 (@S_dango) 2017年2月22日
消しゴムのピンがクローバー型に!目に見えないところがオシャレですね!
芯の細さ
オレンズの魅力といえば、芯が細いこと。0.2ミリと0.3ミリの二種類があります。今回私が購入したのは0.2ミリのモデルです。とにかく細くて、片減りして字が太くなっていくこともありません。
字が汚いので細い字でごまかすべく日頃クルトガローレットモデルを使っている私ですが、オレンズネロ2ミリモデルはクルトガよりも更に細かい字が書けます。
芯が細いと当然折れやすくなるものですが、オレンズという名前のとおり細い芯でも折れにくい構造になっています。それについては下の方で説明します。
書きやすさ
文字を書いてみると、重心がかなりペン先の方に乗っているのが分かります。通常のオレンズは軽すぎて筆圧を無駄にかけすぎていたのですが、オレンズネロはちょうどいいくらいに重心が乗っているので無駄な力をかけることなく筆記できます。
折れない!
折れないシャーペン5種類をレビュー!オススメポイントや比較ありでも紹介したのですが、オレンズは芯を出さずに書くことができます。どういうことかというと、パイプだけ出ている状況でペン先を紙に当てるとパイプがスライドして芯が出てきます。パイプが口金に引っ込むまで常にパイプが芯を保護してくれるので折れ知らないということです。
ただし、通常のオレンズは全く折れないというわけではありませんでした。芯が細くて力を入れてしまうと芯が欠けてしまったり、またペンを床に落とした際に中で折れてしまうのです。
ではオレンズネロではどうなっているかというと、ペンの重心がペン先に来ているので無駄に力むことがなくなり芯が欠けることが減り、また10回ほど故意に床に落としてみたのですが中折れは0でした。公式サイトでは特にこれといった説明がなかったところですが、通常のオレンズよりも更に折れないようになっています!
自動芯出し機構で延々と書ける!
オレンズネロは通常のオレンズとどう違うかといえば、オレンズネロの場合は「自動芯出し機構」がついており、パイプがスライドして短くなっても紙面からパイプを離すと芯が最先端位置まで戻るようになっています。つまりどういうことかというと、自動で芯を出してくれるので一回ノックすれば芯がなくなるまで書き続けることができるのです!
書いても書いてもこの長さが常にキープされます。一回ノックすれば、その後はノックする必要なし!ひたすら書くことに集中できるのです!
これには流石に「ホントかよ!?」と疑ってしまい、仕事中に黙々とオレンズネロで資料の下書きを作成していたのですが、本当にパイプの長さが維持されたままでした。また芯が最先端位置に戻る拍子にペン先がぶれるのではないかとも思ったのですが、そのような違和感もありません。一回のノックで違和感なく延々と書き続けることができるのは非常に快適です!
ちなみにオレンズネロ以外のシャーペンでは、OHTOの『no-noc(ノノック)』が自動芯送り出し機能を搭載しています。ノノックについてもレビューを書いていますので、是非参考にしてください!
OHTOのシャーペン『no-noc(ノノック)』は折れない!ノック不要!
最強のシャーペンじゃないか…?
- 重厚感のあるデザインでかっこいい
- 芯が細いので、細かい字が書ける
- しっくりくる重さで、ペン先に重心がかかり無駄な力をかける必要なく心地よく書ける
- オレンズの弱点であった「軽いので力みやすく、力を入れると芯が欠ける」ことと「落とした拍子に芯が中で折れる」ことをクリアしている
- 一回のノックで芯が切れるまで書ける=ただただ書くことに集中できる
こんなにも魅力が詰まったシャーペン…もはやこれは最強のシャーペンなのでは…?
個人的に嬉しかったのは4と5ですね。特に私が4はオレンズを使わない理由になっていたので、それが解消されたのであればオレンズネオを使うしかありません!そして5については、黙々と書いてみるとその素晴らしさを気づくことができます。一回ノックすればひたすら書けるので、本当に書くことに集中できます!
これまで長い間クルトガローレットモデルをメインで使ってきましたが、ついにそれに代わるシャーペンが登場したのではないかという感動で満ち溢れています…!
価格が3000円とシャーペンにしてはかなり高いのですが、この金額は伊達じゃありません!
オレンズネロは素晴らしいシャーペンです!
3000円を出す価値は充分にあります!見かけたら是非購入しましょう!