PARKERは一世期以上の歴史を持つ、英国王室御用達の高級筆記具メーカーです。美しいデザインと耐久性に定評があり、日本でも人気があります。
その中でも「アーバン」シリーズは独創的なデザインが美しく、アーバンロンドンキャブはプレゼント用としても非常に人気のペンです。名前のとおり、都会的な洗練されたスタイルです。
グリップ部分が膨らんでいるのですが、これがなかなか握りやすいんですよね。握りやすさもアーバンの魅力の一つです。
PARKERのインクが書きにくい問題
しかしPARKERのボールペンは一つ欠点というべき重大な問題を抱えています…。
そう、インクがとにかく悪いのです。よく掠れますし、書き味も滑らかではありません。ボールの回転が悪く重めで、筆圧を書けないとうまく書けないのです。そんでもって筆圧を書けるとペンが滑ってますます書けないという…。
そもそも日本メーカーの油性ボールペンはインクの質がかなり良い方なので、なおさらPARKER製のインクの悪さが目立ってしまいます。
uniからPARKERのボールペンに対応したジェットストリームの替芯が登場
しかし書きづらいPARKERのボールペンを救済するかのごとく、uniがある替芯をリリースしました。
それがこちらのSXR-600という替芯です。
SXR-600はそもそもジェットストリームプライム(ツイスト式)の替芯として発売されました。
この替芯(SXR-600)は、「G2」と呼ばれる規格を採用しております。G2規格は通称『PARKERタイプ』と呼ばれており、その呼び名のとおりPARKERのボールペンで標準に採用されている規格になります。またPARKERに限らず、ペリカンやアウロラ、ステッドラー等さまざまなボールペンメーカーに採用されている互換性の高い規格なのです。
つまり簡単に言いますと、SXR-600はPARKERのボールペンに搭載できるジェットストリームの替芯なのです!
ジェットストリームの替芯をPARKER「アーバン」に装着してみよう!
というわけで、PARKERのアーバンにジェットストリームの替芯を入れていきましょう!
まずはアーバンを分解して、リフィルを取り出します。
取り出したPARKER純正のリフィルと、uniのSXR-600(ジェットストリームの替芯)を並べてみました。同じG2規格なので、ロゴ以外はほとんど同じにしか見えません。
同じ規格なので、改造とか一切必要なくそのまま搭載できます。本当に替芯をそのまま差し替えるだけです。たったこれだけでPARKER純正の書きづらいインクから、ジェットストリームの滑らかな書き味を手に入れることができます。
ジェットストリームのおかげでアーバンの書き味がとても滑らかに!
PARKERのアーバンにジェットストリームの替芯を入れてみて書いてみました。
やはり書き味が全然違います。ジェットストリームのインクは軽い筆圧でも滑らかに書くことができ、且つインクははっきりと濃い黒です。ボールの回転も良くなり、本当に軽く書けます。
また筆圧が軽くても書けるようになったため、筆記中にペンが滑ってずり落ちていくこともありません。最初に握った位置でそのままでしっかりと書けるようになりました。
PARKERのボールペンに書き味を求めるならジェットストリームの替芯を!
というわけで今回はPARKER「アーバン」を使って、PARKERのボールペンに改造無しでジェットストリームの替芯を入れることができることを解説してきました!
「PARKERのボールペンのデザインが好きだけど、インクが書きにくい…」と悩んでいる方はかなり多かと思います。私も実際に悩んでいましたので…。
しかしuniからリリースされたSXR-600を使えばPARKERのボールペンでもジェットストリームの書き味が得られます。高級ボールペンでもジェットストリームの滑らかな書き味が実現できるようになったのはとてもありがたい話です!
高級ボールペンの書き味に悩んでいる方は、是非ともSXR-600を試していただきたいですね!
団子
今回この記事で使用しているのは0.7ミリになりますよー!
色は黒のみですので、こちらご注意を。