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ロイヒトトゥルムとモレスキンのノートを比較してみた

ロイヒトトゥルムとモレスキンを比較してみた

以前ロイヒトトゥルムのノートについてレビューを書きました。

デザインも実用性も兼ね備えたLEUCHTTURM(ロイヒトトゥルム)のノートをレビュー

その中でも「モレスキンのクラシックノートと似ているなー」なんて思ったのですが、今回なんだか似ているロイヒトトゥルムとモレスキンを比較してみることにしました!

カラー・デザイン等

単純にカラーリングの数を見るとロイヒトトゥルムがモレスキンを圧倒していますが、モレスキンのほうが落ち着いた色調であったり他にも限定デザインもあるので、

ロイヒトトゥルムの豊富すぎるカラーラインナップ

ロイヒトトゥルムのカラー

ロイヒトトゥルムは使っているだけで目を引くようなビビッドカラーから、場所を選ばずに使いやすい暗めの色まで幅広いカラーラインナップで展開しています。その数なんと20色もあります。自分の好きな色を選んだり、購入するときの気分で選んでみたり、色選びを楽しめるのはロイヒトトゥルムの大きな魅力でしょう。

モレスキンのクラシックノートは8種類

一方モレスキンのクラシックノートは8種類のカラーラインナップ。鮮やかなカラーリングが目を引くロイヒトトゥルムに比べ、モレスキンは赤色や黄色でも少し落ち着いた雰囲気があります。

それ以外にもモレスキンのクラシックノートには限定品として人気キャラクターとコラボレーションしたものがあります

トイ・ストーリーやハローキティとコラボした限定品もありましたね。

定番のカラーリングは8種類でロイヒトトゥルムほど豊富ではありません(8種類も充分豊富な方)が、ロイヒトトゥルムよりも落ち着いた色調であったり、限定デザインもあります。よく似た見た目でありながらそれぞれ異なった魅力があるなあと改めて思いました。

団子

というわけで、ロイヒトトゥルムもモレスキンもデザインは良し!

大きさ

ロイヒトトゥルムの方がモレスキンよりもやや大きい

ロイヒトトゥルムとモレスキンのノート

ロイヒトトゥルムはA5、モレスキンクラシックノートはラージでそれぞれ比較しています

ロイヒトトゥルムとモレスキン、縦の長さは同じですが…

横はロイヒトトゥルムがモレスキンよりも広くなっています!

寸法にして、

  • ロイヒトトゥルム:横14.5×縦21cm
  • モレスキン:横13×縦21cm

ノートを180度開けたとき、ロイヒトトゥルムの方が横にモレスキンよりも3cm広いということです。超単純計算した面積でいえば63平方cm…分かりづらい!

実際に使ってみたときに、閉じてカバンに収納する際にこの1.5cmの差は余り気になりません。モレスキンが入るカバンはたいていロイヒトトゥルムも入ります。しかし開けて書き込む際に横に3cm広いと書き込める量が結構増えると感じました。幅をあまり気にせずに記入できるのが良いですね!

団子

たかが合計3cmの違い、されど3cmの違い。モレスキンよりもロイヒトトゥルムの方が横に広い分いっぱい書き込めます。

目次とページ

ロイヒトトゥルムは目次付き

ロイヒトトゥルムは最初の方に目次がついています。

ロイヒトトゥルムはページ付き

そんでもってロイヒトトゥルムはページの隅にページ番号が記載されています。モレスキンには目次やページ番号が付いていません。

目次やページ番号が付いていたらどうなるのかと言えば、例えば日誌として使ったり、創作を書き綴っていったり、バレットジャーナルに使う等々、目次やページ番号は活かせるシーンは結構多いでしょう。

目次やページ番号を使わない人にとっても全く邪魔にはなりません。実際に私は全く使っていませんからね!

あると便利、使わなくても邪魔にならないということで、この辺の使い勝手の良さもロイヒトトゥルムが勝っていると言えるでしょう。

団子

ちなみにロイヒトトゥルムもモレスキンもドット方眼、方眼、横罫、無地がありますよー!

紙質について

ここまででもロイヒトトゥルムとモレスキンの違いをいくつか挙げてきましたが、最大の違いは紙質でしょう。それぞれのノートにアクロインキ(アクロボール)、ジェットストリーム、そして万年筆で書き込んでみました

モレスキンの場合、万年筆で裏抜けする

アクロインキやジェットストリームといった低粘度インクで書き込むくらいでは裏抜けは無し。しかしモレスキンの場合、万年筆で書くと裏抜けしてしまいます。それも裏抜け部分に重ねて書き込むのを躊躇してしまうレベルの裏抜けです。どれだけ綺麗にノートを書いても裏抜けしてしまうだけでヤル気が大幅ダウンですよね。

モレスキンは万年筆で裏抜けする1

こんなふうに万年筆で書いてみても、

モレスキンは万年筆で裏抜けする

この通り、モレスキンではこんなにも裏抜けしてしまいます。なんだか裏を見透かされた気分に…!

ロイヒトトゥルムの場合は万年筆でも裏抜けなし

一方のロイヒトトゥルムは万年筆で書き込んでも裏抜けしません。裏から見て「なんか濃い!」というのが分かる程度です。これなら万年筆でガシガシ書き込んでもほとんど気になりませんよね。もちろんアクロインキやジェットストリームでも裏抜けは無し。裏抜けを気にせず好きなペンで好きなように書き込めるのは嬉しいですよね!

団子

モレスキンだと気になる裏抜けが、ロイヒトトゥルムでは全然気になりません。この違いがよく似た二つのノートの最大の違いでしょう。

どうしても万年筆とモレスキンをセットで使いたい場合

それでも「どうしても万年筆とモレスキンを一緒に使いたい!」というファンも多いハズ。そんな場合は…

極黒 モレスキンでも裏抜けしない万年筆用顔料インクを試してみた

万年筆用の顔料インクを使うことをオススメします!

使いやすさではロイヒトトゥルムが勝っている

ロイヒトトゥルムとモレスキンのクラシックノート、似たような見た目のノートですが比較してみるとところどころに違いがありました。

  • ロイヒトトゥルムの方がモレスキンよりも横に広く書き込める量が多い
  • 目次やページがあって使い勝手が良い
  • 何よりもロイヒトトゥルムは万年筆(染料インク)で書いても裏抜けしない

簡単にまとめると、「使いやすさ」の点でロイヒトトゥルムがモレスキンに勝っていると感じました。

団子

ロイヒトトゥルムはデザイン的にも使いやすさという点でもかなり完成度の高いハードカバーノートですね!モレスキンの落ち着いた色調や限定品も魅力的ですが、デザインと使いやすさの両方を求めるならばロイヒトトゥルムをオススメします!