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共栄プラスチック『ライティングマット下敷』をレビュー。「究極の下敷」は良い具合に摩擦を感じる心地良い書き味!

共栄プラスチック_ライティングマット下敷

唐突ですが、皆様はこれまで下敷にこだわったことがありますか?

ちなみに私はありません!

文具が好きと公言している私ですが、下敷に関しては「百均で購入できる透明のもので十分っしょ」というスタンスでした。というか大学を卒業して以降はほとんど下敷を使う機会がなく、なんなら「今は無くても困らない」と思っています。

そんな下敷に対して大して興味を持っていなかった私ですが、先日ひさしぶりに東急ハンズをブラブラしていたところ、大層な謳い文句の下敷を見つけました。

ライティングマット下敷_02

うーん、究極の下敷と来ましたか…!

下敷へのこだわりなど皆無に等しいのですが、しかし書き心地が良くて自ら「究極」と謳ってしまう自信には惹かれてしまうものがあります。

ライティングマット下敷_03

かくして私は共栄プラスチックのライティングマット下敷のA4+サイズを購入してみたのでした。

材質と質感について

ライティングマット下敷_04

というわけでライティングマット下敷を開封してみました。

黒地に白い方眼が印刷されています。方眼は実線が10ミリ感覚で、点線が5ミリ感覚になります。

下敷_ライティングマット05

材質はPVC。要するにポリ塩化ビニルです。

柔らかい素材なのでよくしなります。その割には強度もあるので丸めて筒状にしても簡単にへたりません。

下敷としては厚みが2ミリもあり、ノートに挟んで使うというよりはデスクに敷いて使う用途を想定して作られていると思われます。まあ別にノートに挟めないわけでもありませんが。

下敷_ライティングマット03

表面はエンボスがきいており、ザラザラとした質感です。下敷と言えばツルツルとした質感の印象が強いので、なんだか妙に違和感があります。

またこの後に紙の下に敷いてみて感じたのですが、このエンボスが良い具合に滑り止めの役割も果たしているようで、紙が滑りにくいので書くことに集中しやすいと思います。

下敷_ライティングマット06

裏面も同様にザラザラとした質感。表面と比較して方眼がないだけで、質感は表も裏も変わりません。

それにしても黒くてエンボスがきいているだけでかなり高級に感じてしまいます。実際に下敷としてはかなり高級なんですけどね。

黒地に白い方眼なので、紙の下に敷いたときに方眼が薄っすらと透けて見えます。言わずとも字を書くときのガイドになってくれるので、無罫の紙でもバランスを整えて書きやすいのはありがたいですね。

ライティングマット下敷を実際に使ってみた

シャーペン

共栄プラスチック_下敷_ライティングマット_A4_001

使用するシャーペンはぺんてるのスマッシュ(0.5mm、HB)。

紙にライティングマット下敷を敷いてシャーペンで筆記してみたところ、個人的には「んっ?」と感じる微妙な感触が。

共栄プラスチック_下敷_ライティングマット_A4_002

ライティングマット下敷の柔らかい素材のためか、シャーペンの細いペン先だとごく僅かにペン先が沈むような感触があります。これまで細いシャーペンで書くときはずっと硬い下敷を使ってきたためか、なんとなく硬くて滑る感じの下敷に慣れており、改めて柔らかい下敷を敷いてシャーペンで書いてみると違和感があります。

そして表面がマットな質感なので、ペン先が思うように滑らかに進んでくれないように感じます。これも硬くて滑る下敷を使ってきた影響が大きいですが、ザラザラとした下敷がシャーペンの細いペン先に引っかかるような感触があります。

ここまで言っておいてなんですが、決して書きにくいとは感じませんでした。私の中でこれまで形成されてきた「シャーペンはツルツルした下敷の上で書くのが一番良いんだ!」という考えが強すぎるため、ライティングマット下敷の特殊さに対して違和感を覚えてしまうのです。

共栄プラスチック_下敷_ライティングマット_A4_003

個人的な先入観が入りすぎているので公平な評価ができず大変申し訳ないと思いますが、一般的な硬くてツルツルな下敷と比較して、書き心地が大きくことなる商品だとご認識いただければと思います。

ボールペン

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続いてボールペンによる調査。こちらはシャーペンと異なり、凝り固まった先入観もなく評価できるはずです…たぶん!

使用するペンはラミーのサファリ(0.8mm)。元々は低粘度ボールペンで書こうと考えていたのですが、まず試すならインクフローの悪いボールペンだろうという判断でサファリにしました。

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シャーペンのときと比較して、ライティングマット下敷の柔らかさがあまり気になりません。むしろエンボスが良い具合に摩擦感を出してくれるので、心地よい書き味に感じられます。摩擦感があるとペン先のボールがしっかりと回転してくれる感覚があるので、その分しっかりと書けます。

共栄プラスチック_下敷_ライティングマット_A4_03

念のためパイロットの低粘度インクボールペン タイムライン(0.7mm)で書いてみました。サファリほどの恩恵を感じませんでしたが、ペン先が滑らないので書きやすいと感じました。

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ボールペンの場合はペン先のボールが回転してくれる方が書きやすく感じられるので、ライティングマット下敷のエンボスが良い具合に機能していると思います。摩擦感がとても気持ち良いです!

万年筆

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続きまして万年筆で書いてみます。

使用するペンはカスタム845(ペン先:M)。

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ところで私は万年筆のニブと紙が擦れる感触が好きなのですが、ライティングマット下敷を敷くと紙の質感だけでなく下敷のエンボスも手に伝わってきて心地良さがあります。摩擦感がよりしっかりと感じられるのです。

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「書いている」ことをしっかりと感じられ、万年筆とライティングマット下敷の組み合わせは確かに究極の書き味と言っても過言ではないかもしれません。

最後に

下敷_ライティングマット01

ライティングマット下敷を購入して実際に使用してみましたが、感想としては以下のような感じです。

  • 通常の下敷とは異なり、エンボス調でザラザラとした質感
  • ツルツルの下敷に慣れていると違和感がある
  • それでもボールペンや万年筆では心地よい書き味をしっかりと感じられた

エンボス調だからこその良さがありますし、それがかえって違和感にも繋がっていると思います。個人的にはシャーペンで書いたときの違和感にかなり驚いてしまったのですが、その後のボールペンと万年筆ではエンボスの摩擦感がとても心地よく、確かに書き心地を極めると謳っていただけのことはあると感じました

そのためボールペンや万年筆を使うために、デスクに敷いて使うマットがほしいという方にはちょうど良い選択肢になると思います。デスクやテーブルがツルツルだとどうしても下敷を使わずに書いてしまいがちですが、ライティングマット下敷を敷いて心地よく書いてみるのも良いかもしれません。

ちなみに今回私が購入したのはA4+サイズでしたが、A5やB5、B6+といったサイズがあります。他にもライティングバインダーやデスクマットもあります。寸法や金額は以下のとおりです。

商品名寸法金額
ライティングマット下敷 A4+縦306×横228×厚2ミリ¥880(税込)
ライティングマット下敷 A5縦217×横148×厚2ミリ¥693(税込)
ライティングマット下敷 B5+縦277×横202×厚2ミリ¥748(税込)
ライティングマット下敷 B6縦186×横128×厚2ミリ¥638(税込)
ライティングバインダー縦330×横223×厚13ミリ¥2,750(税込)
ライティングデスクマット縦320×横590×厚2ミリ¥2,970(税込)

これまで下敷に対して全くこだわったことがありませんでしたが、下敷で書き心地も変わるものなのだなーと感じました。特にボールペンと万年筆はとても書き心地が良く感じられましたので、より良い書き心地を求めている方にはおすすめできる下敷です。