裏抜けで悩むなら顔料インクを使ってみよう!
モレスキンの裏抜け問題
輸入ハードカバーノートの代名詞的存在であるモレスキンクラシックノートですが、見た目がよく似た輸入ハードカバーノートのロイヒトトゥルムに使いやすさという点で惨敗してしまいました
モレスキンの抱える最も重大な問題点は紙質で、万年筆で書くと裏抜けしてしまいます。
せっかく気持ちよく万年筆で書いていても裏抜けしてしまうだけでテンションは大幅ダウンです。裏抜けさえしなければモレスキンのクラシックノートもかなり使いやすくなるのですが、どうしたものか…。
というわけで試してみたのが『顔料インク』です。
セーラー万年筆の顔料インク『極黒』でございます!
今回は顔料インクでモレスキンに書き込んだとき、本当に裏抜けしないのかを見ていきます!
染料インクと顔料インク
「顔料インクとは何なのか」という疑問が浮かぶと、「じゃあよくある万年筆のインクはいったい何なんだ」という疑問も一緒に湧き上がってきますよね。
一般的によく知られている万年筆のインクは『染料インク』と呼ばれるインクです。プリンターも染料インクと顔料インクの二種類がありますよね。万年筆のインクも、主に染料インクと顔料インクに二種類が使われています。
※他にも古典インクというものがありますがこの記事では省略します。
染料インクと顔料インクとでは性質が異なっていまして、それぞれ以下のような特徴とかメリット・デメリットがあります。
染料インク | 水に溶けやすい染料を色材として使ったインクで、紙に染み込み馴染みやすい |
色が豊富で黒とか青はもちろん、赤とかオレンジとか紫とか緑といった色もある | |
耐光性と耐水性が低いため、長期保存には適さない | |
顔料インク | 水に溶けない細かい粒子(顔料)が混ざったインクで、紙の表面に粒子が付着する |
耐光性と耐水性が高く、長期保存に適している | |
顔料が万年筆の中で詰まることがある |
染料インクと顔料インクの大きな違いは「水そのものに色がついているか」だと思います。染料は水で溶けるので水そのものに色がついていますが、顔料とはタピオカドリンクのように色のついた粒が水の中に大量に混ざっているから水がその色に見えています。
さてさて今回の記事は顔料インクでモレスキンに書き込むという内容ですが、つまり「モレスキンの紙は染料インクが染み込みすぎるので、染み込まず紙の表面に粒子を付着させる顔料インクで何とかしてしまえ!」ということですね。
顔料インク『極黒』をコンバーターで吸入
とりあえず箱から極黒を出してみました。今更なのですが某漫画とは違い「ごくこく」とは読まず、「きわぐろ」と読みますよ!
ちなみに箱には
超微粒子顔料インク(ナノインク)
1.耐水性に優れています
2.目詰まりがなく筆跡がシャープで綺麗
3.にじみにくく裏抜けしにくい
しっかりと「にじみにくく裏抜けしにくい」と書いてありますね!
今回パイロットのkakuno(カクノ)透明軸を使って顔料インクの『極黒』を試していきます。
万年筆とインクはメーカーを揃えたほうが相性が良いと言われますが、当ブログではメーカーとかインクの種類とか私の好きなように組み合わせて使っていきます。セーラー万年筆さん、すみませんねぇ!
『極黒』の瓶にはリザーバーが付いておりコンバーターでのインクの吸引が簡単にできるようになっています。
はい!問題なく吸引完了です!
というわけで実際に顔料インクの『極黒』でモレスキンに書き込んでいきましょう!
顔料インク『極黒』はモレスキンで裏抜けしないか
ロイヒトトゥルムとの比較記事ではパイロットの『竹炭』という万年筆のインクを使っていましたが、竹炭だと裏抜けがかなりひどいものでした。
さて今回の顔料インク『極黒』ではどうなるのでしょうか。
モレスキンの一ページに書き込んでみました。比較対象が無いと分かりづらいので、『極黒』だけでなくパイロットの万年筆インク『竹炭』と比べてみることにしました。
まず書いた感想としては、顔料インク
裏抜けしているかどうかチェックしてみると…
おお!極黒は全然裏抜けしていません!
竹炭で書いた文字ははっきり裏抜けしています。それに対して極黒で書いた文字は全然裏抜けしていません。これが顔料インクと染料インクの違いか…!!
万年筆でモレスキンにこんな文章を書き込んでみても、
全然裏抜けしません!
モレスキンのように染料インクでは裏抜けしてしまう紙質のノートは、『極黒』のような顔料インクで書き込むのがいいですね!
最後に
団子
しかし、今回紹介した『極黒』のような顔料インクであれば、どんなノートでも裏抜けを気にすること無く気軽に書き込めますね!
またインクが乾くのも早いので手帳にも使いやすそうです!