MONO graph zero(モノグラフゼロ)レビュー
MONOといえばトンボ鉛筆の超国民的な消しゴムですが、数年前からMONOブランドのシャーペンが発売されています。それが『MONO graph』シリーズです。
今回は『MONO graph』シリーズの中でも製図用途に優れた『MONO graph zero』を入手したのでレビューを綴っていきます。
デザイン
グリップはローレット。製図用途にも対応ということで口金は4mm固定ガイドパイプ(ステンレス製)。そして軸がいかにもMONOという感じのカラーリング! 色だけを見て「あ、MONOだ!」って分かりますよね!
ちなみにMONO感のないタイプも発売されています。
メタリックカラーで格好いい軸のものもありますが、せっかくのMONOなので個人的はMONOカラー軸をオススメします!
消しゴム
超国民的消しゴムブランドMONOの名を冠したシャーペンなので、MONO graphシリーズは当然消しゴムがMONO品質で、他のシャーペンには無い大きな特徴となっています。
特にMONO graphシリーズの中でもzeroの消しゴムは特徴的で、直径2.3ミリの極細消しゴムが搭載されています。これによりピンポイントで消すことができるのです。製図していると細かい線や字をピンポイントで消したくなることがありますが、MONO graph zeroならそれができます!
細い故に消しゴムを出しすぎると折れてしまうので、ちょこっと出して消しましょう!
使い心地
グリップがローレットになっているので、ペンを握っていても滑ることはありません。また重心がペン先の方にありかなりの低重心設計になっていますので書きやすいです。
最近は「折れないシャーペン」が流行でペン先に特殊な機構が搭載されたシャーペンが多く、私も普段は折れないシャーペンを使っているのですが、やはり製図用途のシャーペンの書き味も捨てがたいですね。ペン先が固定されているので書いていて安定感があります。
↑何となく描いてみた文ログのロゴ案
そして極細の消しゴムで細かいところもピンポイントで消すことができます。消しゴムもMONO品質で消しやすいですね。よく消えます!
製図用途のシャーペンで、極細で消しやすい消しゴムが付いている…販売ターゲットが狭そうなシャーペンですが、書き味と消し心地は確かなシャーペンですね!
最後に:「描く」人にとって便利な一本
団子
シャーペンについてくる消しゴムなんておまけ程度としか考えてしませんでしたが、製図用途のシャーペンなら細い消しゴムがついてくるとありがたいですよね。
製図している人にとっては(デザイン関係の人にとっても?)便利な一本でしょう!
ちなみに今回使用していたのは0.5ミリのものですが、0.3ミリタイプもあります!
詰め替え用消しゴムもあるので、無くなることを気にせずにガンガン消しましょう!