クルトガ ローレットの魅力
クルトガの悩み
発売以降、シリーズ累計販売数が6000万本を超えたuniのシャーペン『クルトガ』。書くときに芯がクルクル回るため、片減りせずに常に芯がとがり続けるという非常に優秀なシャーペンです。
そんな便利なクルトガなのですが、書きづらいという人も少なくありません。その理由としてよくあげられるのが以下の二つ。
- ペン先がぶれて書きづらい
- グリップが滑って書きづらい
1については芯をくるくる回すために内蔵されているクルトガエンジンの仕様のため、書くときにペン先がどうしてもグラグラと揺れてしまいます。2については、クルトガのグリップ部分は透明のプラスチックで表面は一応凹凸しているですが、それでも確かに滑る感覚があります。
常に芯がとがり続ける優れたシャーペンなのですが、このような悩みを抱えているのです。
クルトガ ローレットなら…!
そんなクルトガの悩みを解消してくれるのがクルトガ ローレット!メーカー参考価格1080円の、ちょっぴりリッチなモデルのクルトガです。
ローレットとは金属側面をザラザラに加工することです。細かい凹凸ができて、これが滑り止めの役目を果たします。ちなみにローレットという言葉はフランス語で「ザラザラ」を意味しているそうです。
つまり『クルトガ ローレット』はグリップ部分にローレット加工が施されており、指が滑らないようになっているのです。製図用のシャーペンによく見るザラザラグリップですね。握ってみると通常のクルトガよりも指の掛かりが良くほとんど滑りません。
ちなみに同じ価格で『クルトガ ハイグレードモデル』という別のモデルがあるのですが、主な違いはローレットグリップであるかないかです。ハイグレードモデルは軽くウェーブのある金属製グリップになっていて、握ったときにやや滑る感覚があります。ローレットグリップの方が滑らないのでしっかり握ることができます。
グリップ部分に穴が空いているのですが、ここからクルトガエンジンがちゃんと回っているか確認できます。写真ではクルトガのシンボルマークが見えていますが、書いている途中にクルトガエンジンがくるくる回るので、このマークが隠れることも。
通常のクルトガであればカタカタとペン先が動いてしまうところでですが、クルトガ ローレットはその動きが非常に小さくほとんど気になりません。軸の造りがしっかりしているので、芯のブレが格段に小さいのです。
また低重心設計になっているので安定した書き心地となっています。通常のクルトガの重量が約10グラムなのに対してクルトガ ローレットは約15グラムと重めの造り。しかしただ重いのではなくペン先の方に重心がかかっているので、軽い筆圧でもしっかりと字を書くことができます。
ブレが小さくなったことと低重心設計によって、通常モデルよりも遥かに快適に筆記できます。
そして何よりデザインがいい!ペン先からグリップにかけては金属の重厚感があり、ボディは質感の良い塗装が施されています。ローレットグリップもあってか、その見た目はまるで製図用シャーペンのようです。高級感のあるこのデザインがとにかくカッコいいのです!
メーカー参考価格は1080円で、通常のクルトガと比べると高くなってしまいます。しかしクルトガ ローレットにはその価格差以上の価値があると断言します。
ザラザラで滑らない、ローレットグリップや高級感のあるデザイン、低重心設計等々…クルトガ ローレットにはいろいろな魅力もありますが、何よりも芯がぶれない点が非常に大きいですね。クルトガ ローレットを購入するまでにクルトガ スタンダードモデルを愛用していたこともありましたが、芯がぶれることに慣れてからも多少気にしていたところがありました。しかしクルトガ ローレットは芯のぶれがほとんどなく気になりません。快適に書くことができます。
スタンダードモデルとの価格差以上の良さがあるローレットモデル。クルトガを購入するならローレットモデルをオススメします!