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Amazonの『Kindle Paperwhite』レビュー。最高の読書体験をしよう!

Kindle Paperwhite

今回はAmazonの電子書籍リーダー『Kindle Paperwhite』について綴っていきます。

電子書籍リーダーが登場したとき、「そんなもん普通の紙の本でいいだろ!」とか「電子書籍専用の端末を買うくらいなら、タブレット買ってそっちで読んだほうがよくね?」なんて思っていました。しかし実際にKindle Paperwhiteを使ってみると紙の本よりも、またタブレットでの読書よりもずっと快適だったのです。なんかもう本当にすみませんでしたって気持ちになりましたよ…笑

あなたも是非Kindle Paperwhiteで読書を楽しみましょう!

通常のKindleと比較して

KindleとKindle Paperwhiteを比較

KindleKindle PaperwhiteKindle Paperwhite
マンガモデル
価格7,980円〜13,280円〜15,280円〜
内蔵ライトなしあり
※LED4個使用
あり
※LED4個使用
ページ送りタッチスクリーンタッチスクリーンタッチスクリーン
解像度167 ppi300 ppi300 ppi
バッテリー数週間
ワイヤレス接続オフ
※一日30分使用
数週間
明るさ設定10、ワイヤレス接続オフ
※一日30分使用
数週間
明るさ設定10、ワイヤレス接続オフ
※一日30分使用
接続Wi-FiWi-Fiまたは
Wi-Fi + 無料3G
Wi-Fi
重量161gWi-Fi : 205g
Wi-Fi + 無料3G : 217g
205g
サイズ160 x 115 x 9.1 mm169 x 117 x 9.1 mm169 x 117 x 9.1 mm
ディスプレイサイズ6インチ6インチ6インチ
反射抑制スクリーンありありあり
ストレージ4GB4GB32GB
防水性能なしなしなし

KindleシリーズはKindle Paperwhiteマンガモデルを含めると現在5種類が販売されていますが、今回は高価な種類を除く、通常のKindle・Kindle Paperwhite・Kindle Paperwhiteマンガモデルの3種類のスペックを見比べていきます。

通常のKindleはKindleシリーズの中でも圧倒的に安く、Kindle端末を購入しようと考える際に高い確率で候補になるかと思います。実は私も通常のKindleを購入しましたが、しかし半年ほど使用してからKindle Paperwhiteを購入しました。

通常のKindleでは解像度が低く、またスクリーンライトが無いため暗いと読書できなくなるというデメリットがあります。もちろん最初に購入した際は「暗い環境で読書することはないだろうから別に大丈夫!」とか考えていましたが、しかし実際にKindleで読書をしてみると画質が悪くスクリーンライトが無いと見にくいと感じるようになりました。

そんな悩みをピンポイントで解決してくれるのがKindle Paperwhiteになります。Kindle Paperwhiteは通常のKindleと比較すると画質がパワーアップしており、またスクリーンライト搭載で暗い中でも読書ができます

ざっくり言ってしまえば、Kindle Paperwhiteは快適に読書ができる端末なのです!

一台でたくさんの本を持ち運べる

Kindle Paperwhiteのダウンロード済み一覧

これはKindleシリーズと紙の本を比較した際のメリットになりますが、Kindleは複数の本を一台にまとめていくつも持ち運ぶことができます。本棚を持ち歩くイメージですね!

実際の本の場合、厚みや重さの関係で一度にたくさんの冊数を持ち歩くのは大変です。しかし長距離移動があるとその時間でたくさんの本を読もうと考えて複数冊持って行きたくなりますよね。

これはKindleシリーズ共通の話になりますが、Kindleには4GBのストレージが内蔵されており、複数の書籍データを一台にまとめて持ち歩くことができます。これはマンガなら約50冊、小説や新書なら約400冊を保存しておけるくらいの容量になります。またKindle Paperwhiteマンガモデルの場合は容量が32GBもありますので、絵が多くデータサイズが大きいマンガもたくさんダウンロードできます

たくさんの書籍をたった一台にまとめて持ち歩ける…これがKindleと紙の本と比べての大きなメリットですね!

スクリーンライト(LED)でどこでも見やすい

Kindle Paperwhiteのバックライト

左がKindle Paperwhite、右が通常のKindle

Kindle Paperwhiteはスクリーンライトが搭載されているため、明るい画面で読書できるというのが何よりもうれしいですね。

スクリーンライトが無いと、少し暗くなっただけですごく読みづらくなります。また暗いところではもちろんスクリーンライトがあったほうがよく見えます。明るいところでもスクリーンライトが点灯しているKindle Paperwhiteのほうが読みやすいんですよね。

それも眩しすぎず、目が疲れることがありません。優しい明かりです。 Kindle Paperwhiteはスクリーンライトがついていることにより、暗いところでも明るいところでも読書しやすくなりました。

Kindle Paperwhiteのスクリーンライト調整

またスクリーンライトの明るさは調整可能です。周囲の環境に合わせて明るさを合わせるとより読書しやすくなります。

解像度が高い

Kindle Paperwhiteは解像度も高い

Kindle Paperwhiteは解像度も300ppiと高い

Kindle Paperwhiteは解像度が300ppiあり、字が細かくても充分に読むことができます。細かい字を読むために拡大する必要がないだけでも、かなりのストレスが軽減されます。

通常のKindleは解像度が悪い

通常のKindleは解像度が低く、細かい文字だと潰れてしまう

一方通常のKindleは解像度が167ppiと低く、文字が細かいページでは拡大しないと読めないなんてことがありました。小説や新書のような文字の大きさが変わらない本であれば問題ないのですが、コラムや注釈等の細かい文字が記載された本は読みづらく感じて仕方がありませんでした。

紙のような質感

画面の表面がややザラザラとした肌さわりで、Kindleの画面は紙に近い感覚です。紙の本しか読んだことのない人でもすんなりと受け入れられるような質感となっています。

これがなかなか気持ちよくて、本の形をしていなくても「読書している」という気持ちにさせてくれます。

ただし画面保護フィルムを貼ってしまうと紙のような質感がツルツルになってしまいます。質感を優先するか、保護を優先するかで選んでみてください。

読書に集中できる

タブレットと違いメールやブラウジング、SNSといった読書中の集中力を妨げるアプリが入っていませんので、とにかく読書に集中することができます。スマホやタブレットでも読書はできますが、通知などがあると煩わしさを感じるんですよね…。Kindle Paperwhite含めKindleシリーズにはそういった通知はありません。

これが理由でタブレットではなくKindleを選択する人も多いでしょう。

ブラウザも利用できる

Kindle Paperwhiteでブラウザを開くことも可能

読書に集中できる…と書きましたが、Webブラウザ機能もあります。

といっても白黒なのでまともに使えませんが…。使用用途は、スタバなどフリーWi-Fiを使う際にブラウザで一度ログインをしなければいけない場面などですね。

ブラウザ機能がないとスタバなどでWi-Fiが使えないので、地味にあって助かる機能です!

ページをめくる際に残像が見える

ページ移動をする際に残像が見えます。

これは電子ペーパーの仕様上仕方のないことですが、絵の多い漫画だとその残像がはっきりくっきり見えてしまいます。慣れてしまえばどうってことないのですが、買ったばかりは「もっとパッとページ移動できないものか」と気になってしまうところです。

ちなみに絵や図のない本だとそこまで気になりません。

スマホやタブレットで読書していた方にとって、Kindleのページめくり時に見える残像は慣れるまで違和感があるかもしれません。

カバーをつけるなら軽量のものをおすすめ

Kindle Paperwhiteとカバー

カバーを装着することでマグネットオートスリープが使えます。マグネットオートスリープとは、Kindleが起動中にカバーの蓋を閉じると、蓋に埋め込まれた磁石に反応してKindleがスリープ状態になる機能です。閉じるだけではKindleをサッとスリープ状態にできるのでとても便利ですよ!

ただ重量には気をつけましょう。Kindle Paperwhiteの重量は205gですが、これにカバーを付けるとだいたい300gになります。片手で長時間持っていると結構疲れてくる重量ですので、少しでも軽量なカバーを選ぶことをおすすめします

もちろんカバー無しで持ち歩くのが最も軽くする方法ですので、Kindle Paperwhiteを裸で持ち歩くのもありですよ!

カラーの本を読むなら、Kindle PaperwhiteではなくFireタブレットで

Kindle PaperwhiteとFire 7 タブレット

ちなみにカラー版の電子書籍を読みたいなら、Kindle PaperwhiteではなくFireタブレットをおすすめします。

私は趣味も本業もWeb関係なのでデザイン関係の本に目を通すことが多いのですが、写真や画像が多い書籍はKindle Paperwhiteではなくタブレットで読むようにしています。その場合はカラーじゃないと理解できないことが多いですからね。

快適に読書をするならKindle Paperwhiteで間違いないのですが、カラー版の書籍はFireタブレットで、ちゃんとフルカラーで読みましょう!

この辺は使い分けが大事かなと思いますので!

まとめ:Kindle Paperwhiteはいいぞ!

Kindle Paperwhiteはいいぞ!

やっぱり一台に何冊もの本を入れられるというのがいいですね。それがKindleを使って読書する最たる理由です。荷物も多くなりませんし、また大きな本棚も必要ありませんし、そういった意味でもKindleは素晴らしいです。

スクリーンの質感も紙に近く、余計な機能もないのでとにかく読書に集中できます。そしてKindle Paperwhiteはスクリーンライト付きで暗いところでも読めますし、最高の読書体験を味わえます

紙よりも、そしてタブレットよりも快適に読書ができるKindle Paperwhiteで、あなたも読書の質を上げてみませんか?