COVID-19の流行によりステイホームが呼びかけられるようになってもう1年半も経っていますが、私はというと平日は元気に出社する日々を過ごしています。リモートワークも経験しましたが、ワケあって今年の春に転職した後は基本的に出社しています。労働万歳だチクショー!!
さてリモートワークしていた頃に運動どころかろくに外を歩くこともしない日々が続いたこともあり、一時期取り組んでいた低炭水化物ダイエットで落ちた体重がしっかりと増えてしまい、どうしたものかと悩みながら丼物や麺類を食べる日々。あるときTwitterのDMに見知らぬ人からの連絡が届いていることに気づいて内容に目を通してみると、FLEXISPOTという企業の人からの連絡でした。
FlexiSpot 健康経営ソリューション|電動式昇降デスク|オフィス椅子|スタンディングデスク
FLEXISPOTといえば昇降デスク等を扱っている企業で、以前から他のブロガーさんがFLEXISPOTの商品を紹介しているのを認識していました。なのでFLEXISPOTという企業名を見たときに、「お!もしかして昇降デスクをいただけるのですか!?」と勝手に期待を爆発させたのですが…
弊社のエアロバイクを紹介してくれませんか?
あ、そっちかー!
FLEXISPOTは昇降デスク以外にもデスク周りの商品やエアロバイクを扱っています。エアロバイクといってもスポーツジムに置いてあるようなものとは異なり、デスク付きで作業ができるエアロバイクを扱っています。
冒頭で語ったように体重が増えてしまったので、これを機にエアロバイクを漕いでカロリー消費してやろうと思い、とりあえず頂いた依頼を引き受けたのでした。
エアロバイク『Sit2 Go FC211』について
さて今回FLEXISPOTからお譲り頂いたエアロバイクですが、こんな感じの見た目になっています。
ご覧のとおりデスクがないタイプのエアロバイクとなっており、バイクを漕ぎながら作業をするには別途デスクが必要となるタイプです。
特徴はサドルが広くて、背もたれがあること。後述しますがエアロバイクというよりは座椅子のような座り心地です。
それでは実際に届きましたのでレビューしていきましょう。
開封
そんなわけでSit2 Go FC211が届きました。
まあ商品が商品なだけにダンボールもかなり大きく、佐川急便の人がめちゃくちゃ重そうな感じで持ってきてくれました。いやあ、本当にありがとうございました。
中身はこんな感じ。
開封時はもちろんバラバラになっており、サドルとペダル、そして背もたれを本体に取り付けていく形になります。
エアロバイク本体にはキャスターが付いていますが、開封時には後部のキャスターが折りたたまれています。エアロバイクを漕ぐときや移動の際には広げて使います。
組み立て用の簡易的な工具は一応梱包されていますが、もし回しやすいプラスドライバーや六角ドライバーを持っているのならそちらを使ったほうがいいかなと思います。
I’m so 元気!!
謎の靴下も梱包されています。中途半端に日本語を使わずに”I’m so fine”で良かったのでは…というか無地の靴下のが使い勝手が良いのでは…?
こちらはサドル…というよりも座椅子に近いかもしれません。ただし素材は塩ビで、触れてみると自転車のサドルと同じ質感です。
「どうせ座椅子のような形にするならメッシュ生地でも良かったのでは?」と思ったのですが、ただエアロバイクということを考えると漕いでいるうちに汗が流れるので、汗が染み込まずに拭き取りやすい塩ビ素材の方が正解なのでしょう。
組み立ててみた
こちらが組み上がったSit2 Go FC211になります。
第一印象としては、意外と省スペースで使用できそうだということ。ハンドルがないので奥行きが狭く済んでいるのでしょう。実際にキャスターを広げた状態での奥行きが85.3cm、キャスターを閉じてサドルを下げると更に奥行きの寸法が短くなるので、省スペースでの設置や利用に適していそうです。
走行距離等を確認するためのディスプレイは足元にあります。この位置は正直見づらいですが、デスクで作業しながら使用するのにわざわざ細かく距離を確認しませんし、後で確認するくらいの用途なら正直これで十分です。
変速についてはディスプレイの位置からやや後部(+と−が表記されているところ)のダイヤルを回すとできますが、しかしこれは流石に使いにくいと感じました。場所が場所だけに走行中の変速は体が柔らかくて器用な人じゃなきゃ難しいので、とりあえず止まってからの変速を推奨します。
ちなみに変速は8段階で切替可能で、上位は結構重くなるので負荷を楽しみたい人にも良いかもしれません。
ちなみにディスプレイは乾電池式です。
一応組み立て説明書にもそのような記述があったのですが、最初どこから電池を差し込めばいいのか分かりませんでしたが、ディスプレイ部分と本体にわずかな隙間があったので、そこから引っこ抜くようにしたらようやく見つかりました。ご覧のとおり線が簡単に千切れそうなので注意しましょう。ちなみに単三電池で動きます。
昇降デスクじゃないと作業するのは難しい?
組み立てが完了し、早速作業しながら使ってみようと思ったのですが…
我が家には昇降デスクがありません!!
だったら買えばいいじゃないと思ったのですが、しかし我が家には現在昇降デスクを設置できる程のスペースもなく、とりあえず代替となりそうなデスクをニトリで見つけたので買ってきました。
一応高さを調整できるサイドデーブル的なやつですが、これなら仮に使えなくても他の用途で使えそうなの最寄りのニトリで購入。
テーブルを組み立ててみてSit2 Go FC211と並べてみましたが、
高さが足りない!!
いやもう全然足りてないじゃないですか!
ニトリで買ってきた昇降テーブルの高さが最大で70cmですが、エアロバイクに腰を掛けた状態での私の膝高さが最高で90cmくらい。せめて天板までの高さが100cm以上のデスクじゃないと、作業中に使うには難しいでしょう。
※参考までに、筆者は身長183cmで、野球をやっていたので太ももは結構太いです。
しかし一般的なデスクは高さが70cmのものが多く、要するに昇降デスク…それもスタンディングデスクとして使えるデスクじゃないと、Sit2 Go FC211でダイエットしながら作業できません!!
それでも省スペースで運動するにはちょうどいいと思う
ちゃんと立派な昇降デスクを購入しなければ作業しながらSit2 Go FC211でダイエットに励むのは難しいことを知ってしまい、内心「うわーん!」と叫びながら漕いでいました。
しかし別に昇降デスクが無ければ使えないわけでもありません。あくまでエアロバイクなので、漕ぐだけならデスクがなくても何ら問題ないのです。
…とまあ若干開き直ったような感想ですが、ただ一般的なエアロバイクと比較してこれだけは確実に優れていると感じたのは、
- 省スペースで運動ができること
- サドルが座椅子のように広いのでお尻が痛くならないこと
- 背もたれがついているので腰が楽であること
まずハンドルがないので奥行きが狭く、それ故に省スペースでエアロバイクが使えます。実は今回Sit2 Go FC211のお話をいただいたときに「設置できるスペースってあったか…?」と躊躇したのですが、狭いスペースでも実際に使えたり、比較的コンパクトで収納もしやすいエアロバイクだと感じました。「エアロバイクで運動したいけどスペースがない」という人には良い選択肢になると思います。
そしてサドルの形が座椅子のようになっているので面積が広く、お尻への負担が小さいので非常に楽です。そんでもって背もたれもついているので前かがみにならずに背を預けて伸ばすこともできるので、これまた楽です。
作業しながら運動という用途でなくても、省スペースでお尻や腰に負担が少ない運動ができる点ではとても優秀なエアロバイクだと思いました。
まとめ
本来なら作業しながらダイエット…という使い方をしたかったのですが、あいにく現在の生活環境では昇降デスクを設置できるスペースがなかったため、しばらくは通常のエアロバイクと同じような使い方をすることになりそうです。
個人的にはサドルの面積が広くて背もたれが付いている点がとても気に入っており、お尻や腰に負担が少ないのはとてもありがたいと感じます。
最後に余談になりますが、Amazonで昇降デスクを調べてみると安いものは1万円台から購入できるようですが、相場はだいたい3万円くらいなので、品質も考えると無難に相場と同程度の商品を購入するのが良さそうな気がします。
ちなみにFLEXISPOTの電動昇降デスクは3万円以下で購入できます。
近いうちに引っ越しを考えているので、その際は昇降デスクとSit2 Go FC211をセットで使って作業しながらダイエットに挑戦したいと思います。