大学生の頃に『ジークエンス360ノート』というノートをよく使っていました。
出会いのきっかけは東急ハンズでの買い物。「シンプルでページが多い且つソフトカバーのノートが欲しい」と探していたところ、ジークエンス360ノートと巡り会いました。サンプルが置いてあり、見て触って書いてみて、「これは素晴らしい!」とその場で惚れてすぐに購入したのを覚えています。
今回はそんな素晴らしいジークエンス360ノートを紹介していきますよ!
ジークエンスとは?
ZEAQUENZ(ジークエンス)はタイ王国の文具メーカー『Zenith Enterprise』のブランド。日本国内で見かける輸入文具といえばアメリカやヨーロッパのものが印象に強いですが、ジークエンスは珍しいことに東南アジアのブランドです。
輸入商品ということで金額的には少し高めになりますが、非常に魅力的で素晴らしいノートを作っています。
サイズと種類
ジークエンス360ノートは幅広いサイズと種類で展開されています。
サイズ名 | 寸法 | 200枚 | 100枚 (LITE) |
LL | 190×250mm | × | ○ |
L(A5) | 148×210mm | ○ | ○ |
M(B6) | 125×178mm | ○ | ○ |
S | 105×140mm | ○ | ○ |
ミニ | 90×140mm | ○ | ○ |
リポ-タ-L | 95×145mm | × | ○ |
リポ-タ-M | 85×120mm | × | ○ |
紙の枚数は100枚か200枚の2種類。ページがたくさんでたっぷり書き込めます。
サイズ名に『リポーター』と入っているものは短辺とじのノートになります。レポート用紙ってわけではありませんが同様に縦開きになっています。
デザイン
ZEQUENZ360ノートは飽きのこないシンプルなデザイン。表紙には人工皮革を使用。高級感があります。
色はブラックの他にもレッド、ホワイトの3種類。
角がなく、丸く曲線になっています。ノートの角はカバンの裏地が他のものに引っかかりやすく結構傷みやすい部分でもあるため、丸くなっていることでそういったことが解消され傷みにくいと感じます。
紙質
紙質はなかなか良く、書きやすいなと感じます。薄すぎず厚すぎず、程よい厚みです。
結構丈夫な紙で普通に使っていて破れそうになることはまずありません。
ちなみに罫線については方眼(4mm)と横罫の2種類。私が使用しているのは方眼になります。
なかなか書きやすいのですが紙質ですが、しかし万年筆で書くと裏抜けしてしまうため要注意。
ペン先が極細(EF)であれば何とか裏抜けせずに済むかなといった具合ですが、万年筆での使用はおすすめできません。
柔らかくてタフ
表紙が柔らかく丈夫なため、ノートを手で筒状に丸めて持つことができます。
結構メチャクチャなことをやっているように見えるかもしれませんが、丸めて筒状に握ってもジークエンス360ノートはヘタれません。柔らかさと耐久性を兼ね備えたノートなのです!
180°オープンは余裕
柔らかさ故に簡単に180°開きます。
左右のページとも書きやすいというのもありますが、180°しっかり開くことでページのの際の際までしっかりと書き込めます。
360°しっかり開く
そしてジークエンス360ノートの最大の強みである、360°開くということ。こんなふうに折り返して使ってもヘタらないのがこのノートの最大の特徴と言えます。
柔らかさと丈夫さを兼ね備えているからこそ可能な使い方です。
360°開くから省スペースでも使いやすいです。写真のようにノートPCを広げていても、その隣でノートとペンを使うこともできます。
また折り返せば片手でも持ちやすいため、立ち仕事が多い建築現場の仕事でも使いやすいです。実際に私も建築関係の仕事をしていたときもジークエンス360ノートが非常に役立っていました!
マグネットで挟めるしおり付き
ちなみにジークエンス360ノートを購入するとマグネット式のしおりがついてきます。
2つ折りのしおりで、紙に挟めばマグネットでピタンと留まる仕組みになっています。
地味な存在ですが、地味に使いやすくて嬉しいしおりです。
ジークエンス360ノートはいいぞ!
ジークエンス360ノートを簡単にまとめるとこんな感じです!
- やわらかくて、
- めちゃくちゃ開いて、
- 非常にタフなノート
- そして書き心地も良い
このノートの最大の特徴は「柔らかさ」と「丈夫さ」だと思います。柔らかくて丈夫だからこそ、180°や360°しっかり開いても使いやすいのです!
万年筆には合いませんが、しかしボールペンやシャーペンでの書き味はかなり良いと言えます。
ハードな使い方、普段使いの両方で活躍できる…ジークエンス360ノートはそんな素晴らしいノートなのです!