おすすめの高級ブランドボールペンをご紹介

型破りなボールペン『22pen』レビュー。斬新なデザインだからこそすぐ書ける、一瞬で色を変えられる!

22pen

一本のペンで複数の色が使える多色ボールペンは非常に便利ですが、リフィルが複数入っているためどうしてもペン本体がやや太くなりがち。また違う色を使う際に一度握り直してノックボタンを押したり軸を回転させる動作が必要で、ちょっとしたタイムロスが生じてしまいます。

ただ、そうは言っても多色ボールペンをこれ以上便利にしようにも難しい話でしょう。軸が細めの他色ボールペンは存在しますが、ペン先の繰り出し方式については現存の『ノック式』『振り子式』『ツイスト式』『キャップ式』以外の開発は難しいく、これ以上の進化は無いのではないかと思っています。

しかし一般的なボールペンでは有り得ないようなデザインのボールペンで、多色ボールペンの新しい形を完成させた会社がありました。

MARIO DEL MAREという建築事務所の、22penというボールペンになります。

22pen

何だこの形は…!?

リフィルが2本剥き出しになっていて、ノックボタンもキャップも見当たりません。いやあ、もうボーペンとは思えないような形状ですよね。ペンメーカーでは無いからこその型破りなアイデアだと感じます。

そんなわけで今回は22penの試供品をメーカーからお借りして、実際に使ってみたレビューを綴っていきます。結論から書くと、クセがあるものの慣れてくるとかなり便利なボールペンでした!

独特なデザイン

平ぺったい

平ぺったい

22penは平ぺったい形状になっています。

ペンは円筒状や六角形のものが一般的。今までにも特殊な形状のペンはありましたが、しかし「握りやすさ」が求められるペンで平ぺったい形状のものは非常に珍しいです。

リフィル2本がむき出し

リフィル2本が剥き出し

そして何よりも独特なのが、リフィルが剥き出しになっているところ。それも2本も。

ノックパーツはなく、キャップもありません。ペン先が出っぱなしなのです。

一見ボールペンとは思えないデザイン。なんというか…どことなくウルトラ怪獣のツインテールに似て何だか愛らしい…!


↑ツインテール

カラーはブラウンとブルーの2種類

22pen

22penのカラーはブラウンとブルーの2色。素材は質感の良い樹脂製で、マーブル調なところに高級さを感じます。

今回私がお借りしているカラーは、試作段階で作成されたグレー。というわけでこの色は残念ながらリリースはされません。

しかし実際にリリースされるブラウンとブルーはこれ以上に美しい色になります!

実際にリリースされる2色

実際にリリースされる2色

独特なデザイン故に気になるところ

22penの独特なデザイン

ユニークなボールペンですが、それ故に気になる点も。

  1. 平ぺったいが、握り心地はどうなのか
  2. ペン先が剥き出しなので、手帳に挟んだときにインクが紙につくのでは
  3. 書いている最中に、もう片一方のペン先が紙に接してしまうことがないのか

要するに実用的なボールペンなのかというところが気になりますよね。

こればかりは実際に使ってみないと分からないので、22penをメモ帳と一緒に持ち歩いて使ってみました。

22pen 使用レビュー

握り心地

22penの握り心地01

握り心地は、一般的なボールペンと比較するとどうしても違和感があります。筒状のペンを握り慣れてしまっているため、平ぺったい22penはしっくりくるポジションが分かりにくく感じられます。

22penの握り心地02

それでも使い続けていることで徐々に慣れてきます

しっくりくる握りの深さとか角度を見つけられるまでは違和感を持ったまま書くことになりますが、自分に合うポジションを見つけられれば筆の運びがよくなります。

ちなみにペンを握る角度上、例えば黒で書いていても赤のインクが紙につくこともありません。逆もまた然り。ちゃんと使いたい方のインクで書くことができます。

薄さ故に手帳に挟みやすい

薄さ故にメモ帳に挟みやすい

平ぺったい故に、ブックマーク代わりにメモ帳や手帳に挟みやすいのは22penの大きなメリットと言えるでしょう。

平ぺったいので手帳が厚く膨らまない

ペンホルダーがないメモ帳や手帳と一緒にボールペンを持ち歩く際、ペンを挟んで携帯する人も多いかと思います。しかしペンをメモ帳や手帳に挟むとその部分だけ膨らんで厚くなってしまったり、型崩れの原因になってしまいます。

pen22は薄く平ぺったいためメモ帳や手帳に挟んでも膨らみすぎることはなく、携帯性に優れており型崩れも最小限度に抑えられます。またクリップの位置が限りなくペン尻に近いため、メモ帳や手帳に挟んだときにペン尻が飛び出すこともありません

手帳に挟みやすいのは22penの強みだと言えます。

ペン先がむき出しだが、手帳に挟むだけなら問題なし

メモ帳や手帳に挟みやすいのですが、ここで気になるのが「リフィルが剥き出しだから、紙にインクがつかないのか?」ということ。

キャップがなければペン先をしまうこともできず、リフィルが剥き出しなのでペン先が紙に擦れてインクがついてしまいそうな気がしますが…。

手帳に挟むだけならインクがつかない

実際にメモ帳に22penを挟んで持ち歩いていましたが、紙にインクがつくようなことは一切ありませんでした。ペン先がコーン型であるために簡単に擦れることはないようですので、安心してメモ帳に挟むことができます!

そんなことは言いつつも、シャツの胸ポケットに差し込む勇気はありませんでした…。シャツの場合、姿勢を変えた表紙に生地にペン先が触れてしまう可能性が高そうでしたので…。

メモ帳や手帳に挟む分には紙にインクがつく心配はなさそうですので、22penを携帯する際は胸ポケットではなくメモ帳や手帳に挟むのがベストかと!

色の切り替えが一瞬

これが22pen最大の強みだと思います。

黒と赤との色の切り替えが一瞬。180°回転させるだけで色をチェンジでき、動作は指でクルッと回すだけ

ノック式の2色ボールペンよりも素早く色の切り替えが可能です。一瞬で色をチェンジできるのは22penの大きな魅力だと言えます!

手に取る→書くまでの流れが速い

手に取ってから書くまでが速い

ペン先が剥き出しなので手に取ったらすぐに書き始められます。ノックをする時間すら不要なのです!

そんなわけでブックマーク代わりにメモ帳や手帳に挟む場合、ページを広げて書き始めるまでの流れも一瞬になります。色の切り替えも一瞬です。

特殊な形状ですが、この形は究極の時間短縮になっているのです。

リフィルは4C規格

リフィルは4C規格

リフィルは4C規格になります。広く採用されている規格のリフィルですので、好みのメーカーのものを使用可能。

デフォルトではジェットストリームのリフィルが採用されています。

ちなみに上の写真ではアクロインキの青色リフィルを挿し込んで使ってみましたが、もちろん問題なく装着でき書くことができました。

穴の意味は「窓」

穴の意味は、のぞき穴

22penを使っていて気づいたのですが、この穴はどうやらのぞき穴のようです。

ペンが平ぺったく幅が広いため、ペン先の向こう側が見づらくなることを防ぐための窓になっています。蛍光ペンのプロパス・ウィンドウみたいな感じですね!

まとめ

クセのあるボールペン

実際に使ってみて感じたことは、なかなかクセのあるボールペンだということ。

形状が非常に特殊なボールペンのため握り心地や使い勝手が他のボールペンとはかなり異なります。そのため慣れるまではかなり違和感があると思います。 

使い慣れてきたら薄さと剥き出しなリフィルが便利!

しかし使い慣れてくるとこの形状の便利さにいろいろと気付かされます

まずこの薄さが便利です。メモ帳や手帳に挟みやすく、また挟んでいてもほとんど型崩れすることなくすっきり収まります。ペン先は剥き出しでもインクが紙につくことはありません。

また色の切り替えが一瞬で済むこと。これがなかなか快適です。一般的なボールペンはノックボタンがあり、色を切り替えるために一度ペンを握り直す必要がありますが、22penは指で半回転させるだけで色が切り替えられます。

使い慣れてくると薄さと剥き出しなリフィルの便利さにハマってきます!

ペン=細長い筒型というイメージが強いですが、22penはそのイメージからは大きくかけ離れたボールペンです。 それ故に最初は正直違和感だらけでしたが、慣れてくるとなかなか面白くて便利なんですよ! ノック不要でサッと書いて、サッと色を切り替えられるのも魅力的です!

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